TADANORI YOKOO

横尾忠則先生の連画の河@世田谷美術館に初日にお邪魔してきました。
GUCCI銀座ギャラリーで同時開催中の「横尾忠則　未完の自画像 – 私への旅」も大変話題になっていますが「連画の河」も圧巻でした。
作品はここ2,3年に描かれた作品ばかりで、どこまでもエネルギッシュな横尾先生に毎度驚かされます。

本展では、88歳を迎えた横尾先生が2023年春から取り組んだ新シリーズ「連画」の油彩画約60点を中心に、関連作品・スケッチなどが展示されています。
「連画」は、和歌の「連歌」に着想を得た独自の制作手法。前日に描いた自作を他人の作品のように見つめ、そこからインスピレーションを得て新たな絵を描く。このプロセスを繰り返すことで、連続性のある作品群が生まれたといいます。この手法は、時間の流れや自己との対話をテーマにしており、作品はまるで川の流れのように展開していきます。

展示は一部を除いて撮影可能ですがみなさんにも実物を見ていただきたいので写真は少しに留めておきます。

ぜひ会期中に横尾ワールドを堪能してみてください。

会期：2025年4月26日（土）～6月22日（日）
開館時間：10:00～18:00（最終入場17:30）
休館日：月曜日（ただし4月28日、5月5日は開館）、5月7日（水）
会場：世田谷美術館（東京都世田谷区砧公園1-2）